長男は野菜も肉も魚もよく食べます。
長男のときは食事作りで困ったことがなく、なんでも食べてくれて嬉しい限りでした。
ところが次男は偏食傾向があり、決まったものしか食べない、もしくは食べることを拒否することがあります。
偏食のへの字もなかった長男と違って、次男の食事に関しては悩むことが増えました。
悩みや解決したことなど、次男への偏食対応の方法をまとめてみました。
食べないことは気にしなくていい?
偏食傾向があるかも、と気づいたとき
乳児期の離乳食で食べなくて困ったという記憶はありません。
自我が強くなる3歳か4歳頃からかな…。
緑色の野菜が苦手。(ブロッコリーだけOK、レタスもキャベツもNG)
少し固めの肉が苦手。(豚こまはNG。鶏肉も少しでも大きいと茶碗に残す。ひき肉はOK)
ご飯よりパンがいい。ご飯を用意しても食べないこともある。
年齢的には食べられるであろうおかずに手をつけず、ふりかけご飯や納豆ごはんのみで済ますことが増えていきました。
保育園に行っていた頃は給食を食べ残すこともなく、どちらかというとよく食べる方の子だったようです。
年中で保育園を退園し、自宅で食べることが増えてから好き嫌いが目立っていった(嫌いなものだけ増えていっているかも)ように感じています。
後で知りましたが、園や学校など子供の集団の中で食べていると、楽しい雰囲気につられて自然と食が進む傾向があるとのこと。
家ではテレビやおもちゃなどの遊びに気が散り、食べることに集中できないことも食べなくなる要因のようです。
もう一つ考えられるのは、次男のHSC気質が食生活にも影響しているかもしれないということ。
HSC気質があると食事面でもこだわりが強く、食事の好き嫌いが多い、食べたり食べなかったりと食べムラがあるといったかたちであらわれることがあるそうです。
食感や匂い、色や形など、何がセンサーに反応するかは本人でないとわかりません。
そのときの気分や前回食べたときのイメージも影響しているかもしれません。
「前にこれを食べたときにママはイライラしていた」なんていうネガティブイメージが残っていることだってあり得ます。
今食べられるものに目を向けていくことで解決方法が探れるかもしれません。
成長曲線

初めのうちは「お腹が空いたら食べるだろう」と思って、特に気に留めてはいませんでした。
衣替えをしているときに、長男の同じ年だった頃と比べて次男はひとまわり小さい服を着ていることに気づきました。
「身長の伸びが良くないのかな…。」
身長が止まっているわけではないので、成長曲線が緩やかなだけといえばそうかもしれません。
でも栄養バランスにもう少し気を配ってもいいのかも。
ふと次男の前日食べたものを振り返ったときに衝撃を受けました。
ある日の1日の食事は
- 朝 ジャムを塗ったパン
- 昼 うどん
- 夜 納豆ごはん
おぉ~!見事なまでの炭水化物生活!
「次男の食生活を見直した方がいいかも」は「今すぐ見直そう!」に変わりました(笑)
毎日を何気なく過ごしていると、その日食べたものは記憶からどんどん消去されていきます。
食べたものを忘れないために、少しでも食べられるものを増やしていくためにも、手帳にその日次男が食べられたものを書いていくことにしました。
HSC気質という持って生まれた気質の影響であるなら、相手を変えようとすることに時間と労力を使うのではなく、気質を活かしたアプローチの方がうまくいくかもしれません。
苦手の克服ではなく、次男の「好き」から拡げていく作戦を試みました。
食べられるもの
1週間ほど手帳に記録して気づいたこと。
次男が食べたもの(食べれるメニューと思って出しても、日によって食べないこともあります)
- 納豆ごはん
- 寿司(マグロとサーモン)
- 餃子・焼売
- コロッケ・からあげ
- ウインナー
- チャーハン
- うどん
- ポテトサラダ
- ハンバーガー(レタスを取り除いて)
- 牛乳
見事なまでの野菜不足。
野菜の炒め物やサラダは、取り分けても手を出しません。
このリストの中で野菜を含むのは、餃子・コロッケ・チャーハン・ポテトサラダ。
ポテサラに入る玉ねぎときゅうりはなぜか食べられます。
刻んだブロッコリーをチャーハン入れても食べられます。
餃子とコロッケは市販のものを買うことが多いので、野菜不足解消には期待少なめ。
家庭で作るチャーハンとポテサラで野菜不足を補うことを目標にしました。
チャーハンは救世主

我が家のチャーハンは、チャーハンというよりは混ぜご飯に近いです。
炒めてはいるけれど、中華のお店やラーメン店のようなパラッと感は少なめです。(火加減が難しいので)
でもチャーハンのおかげで苦手な具材を混ぜ込ても食べられるようになりました。
ブロッコリーは刻んで、玉ねぎも刻んで。
ひじきの煮物はだめでもチャーハンに混ぜればOK。
ケチャップのチャーハンにすると甘めの味つけで食べやすいのか、おかわりも2杯3杯とするようになりました。
食生活を見直したからといっても急に胃袋が大きくなるわけではないありませんし、幼児の体が1回の食事で食べられる量には限界があります。
1回の食事で食べられる量が少ないなら、食事の回数を増やせばいい。
3~4時間おきくらいを目安にご飯ものや麺類を用意できるようにしました。
おにぎりやうどん、チャーハン、納豆ご飯。
簡単に作れてエネルギーに変わりやすいメニュー。
おやつの時間はエネルギー補給のタイミング。
食事の支度の回数が増えるので、冷凍のミックス野菜や刻み野菜を用意しておくと便利です。
ときにはハンバーガーやコンビニ飯も利用しています。
食生活を見直すことで、以前に比べて次男の1日の食べる総量が増えたように感じています。
まとめ
偏食、少食の傾向がある次男のために考えたこと、したことをまとめると
- 食べたものを手帳に書きだす
- 食べれるものを見つける
- 食べれるメニューに使う食材を工夫する
- 3~4時間おきに食事や軽食の時間を作る
苦手な食材を無理して食べさせることは、本人に苦痛なだけでなく私自身の労力も奪われてしまいます。
食べられるものを再認識することで、少しずつではありますがバランスの取れた食生活を目指していければいいなと思っています。
年齢が大きくなるにつれて、食べる食材もちょっとずつ増えていくかもしれません。
心配し過ぎず、口出ししすぎずにいよう!と自分に言い聞かせて。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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