私も子供たちも食べることが大好きです。
寒い日には温かい食べ物、旬の野菜、美味しいデザートなどなど。
味や食感の違いを楽しむのはもちろんですが、以前より食べることにしみじみと幸せを感じられるようになっている自分を嬉しく感じるこの頃です。
先日ご縁があって知人が開催するこども食堂のような会のお手伝いに行ってきました。
こども食堂のような会と書いたのは、その会が会費制だったため、こども食堂とは似て非なるものであると私が感じたためです。お試しこども食堂のような感じかな。(本来のこども食堂は子どもに対しては無料提供、もしくは低額で食事提供行っているところがほとんどです。)
以前からこども食堂に興味があったので、お手伝いしたことをきっかけにいろいろと調べてみました。
こども食堂やフードドライブに興味がある方は、良ければ覗いて行ってみてください。
こども食堂について
子ども食堂の由来
こども食堂とは、
子供やその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団欒を提供するための日本の社会活動。。2010年代頃よりテレビなどマスメディアで多く報じられたことで動きが活発化し、孤食の解決、子供と大人たちの繋がりや地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で同様の運動が急増している。
Wikipedia子ども食堂より引用
子どもたちが一人で食事をしている、もしくは食事がじゅうぶんに与えられていない背景には、格差や貧困、虐待などの様々要因が絡み合っていると考えられています。
共働き家庭で忙しくて料理を作れない、子供が食べる時間に帰れない、コロナで仕事を失って食費を削らざるを得ない、そもそも親が家に帰ってこない、などなど…。
根本的問題の解決には時間もかかるし、社会のシステムを動かす必要があるでしょう。
今できることを考えたときに、今目の前にいる子どもに、地域の子どもたちにお腹いっぱい食べさせてあげたい。みんなで食事する楽しさを感じてもらいたい。
そんな思いがこども食堂に込められているのだと想像します。
こども食堂は、2012年頃、東京都の八百屋さんが始めたことがきっかけで全国に広まったとされています。
子どもたちに温かい手が差しのべられるよう、どの地域でもくまなく開催されることを願います。
こども食堂の運営
こども食堂の多くは、個人やNPO法人が運営しています。
運営といっても、一般の飲食店のようにお金を頂くわけではありませんので、お財布事情は決して余裕があるものではないでしょう。
子どもへは無償提供しているこども食堂がほとんどです。運営のための資金は自腹で切り盛りしている食堂もあるといいます。
食材は地域の方からの無償提供、現金を個人や企業から寄付という形で集めて定期開催につなげているところが多いようですね。
自治体によっては補助金が出る自治体もあるようです。こども食堂開設助成や運営費の補助を受け付けています。気になる方はお住まいの地域の自治体に問い合わせてみるのもよいかもしれません。
こども食堂への寄付・支援

もし地域のこども食堂に支援したい、手伝いと思ったなら、行動してみましょう!
私自身いつかこども食堂を開催してみたいという気持ちはありますが、定期開催のためにはいろいろとハードルがありそうです。
なので今できるのは寄付金やお手伝いかな、と考えています。
地域のこども食堂に寄付金という形で振り込む方法が私には合っていそうです。
地域のこども食堂に、どのような支援の形があるか聞いてみるのもよいですよね。
全国のこども食堂を支援している団体への寄付もあります。
自分に合った形を探してみてくださいね。
支援団体
こども食堂を支援している団体やこども食堂に関するHPのリンクを集めました。
NPO法人 全国こども食堂支援センター むすびえ
「むすびえ」は、こども食堂を支援している団体への支援、企業・団体との協働、こども食堂に関する調査・研究事業の3つの軸を中心に活動をしているNPO法人です。
地域ごとのこども食堂ネットワーク検索、こども食堂への寄付や支援などがHP内からできます。
こども食堂ネットワーク
子ども食堂ネットワークは、HP内では「全国のこども食堂を運営している人たちが交流をし、こども食堂の輪を広げるための連絡会」と説明しています。
ですが、運営している人向けというだけでなく、こども食堂に食べに行ってみたい人やこども食堂を手伝ってみたい人も検索しやすいページ作りがされています。
地域ごとに検索できるので、こども食堂に行ってみたいけど自分の地域にあるかわらないので探してみたい人にはとても便利です。寄付やお手伝いをしたい人にもいいですね。
こども食堂の開設方法を知りたい人には「こども食堂の作り方講座」のページがあります。各自治体や社会福祉協議会が作ったガイドライン等もまとめて掲載されているので、開設について調べるのにとても役立つと思います。
一般社団法人 全国食支援活動協力会
HP内では、会食会、コミュニティカフェ、こども食堂、就労支援のための給食やレストラン、食育など、市民の食に関する活動の支援を行うことがミッションであると説明しています。
こども食堂に関する支援も活動内容の一つで、会員になると情報提供や企業からの寄付物資の斡旋などを受けられるようです。(会費は有料です。)
ファミマこども食堂
コンビニチェーンのファミリーマートがこども食堂を開催しています!
といっても開催するかどうかは店舗ごとに決めているようなので、お住まいの地域のファミマで開催されているかどうかご自身で調べる必要があります。
企業力を活かして多くの店舗で開催されることを願っています。
フードドライブについて

フードドライブとは、主に家庭で余った食品を、福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動のことをいいます。
家庭での食品ロスを減らすことにつながりることから、近頃はメディアで取り上げられることも増えてきたように感じます。
フードドライブを行っている団体やフードバンクなどに関連するリンクをまとめました。
個人が寄付できる食品は「常温保存できるもの、未開封で破損がないもの、賞味期限まで2か月(もしくは1ヶ月)以上」などの条件に合う場合のみとなります。
食品の頂きものが多くて困っている、買い過ぎてしまったというときなどに利用してみてはいかがでしょうか。
ファミマフードドライブ
コンビニチェーンのファミマがフードドライブを行っています!
こども食堂同様に実施店舗は限られているようですが、全国展開の強みを活かして増えていくことを祈っています!
買い物ついでに寄付できるので、利用しやすいのが利点でしょう。
コープ生協店舗
コープや生協の店舗にて常設や期間限定でフードドライブを行っています。
実施店舗は限られています。お近くのコープ生協へ訊ねてみてくださいね。
各自治体
お住まいの地域の区役所や市役所等でフードドライブを行っている場合があります。
一般社団法人全国フードバンク推進協議会
全国のフードバンク団体への必要な情報提供、支援、調査研究を事業としている団体です。
寄付の受付は企業もしくは団体からのみ。
フードバンク立ち上げに興味がある人にはノウハウ共有、支援も行っています。
セカンドハーベスト・ジャパン
セカンドハーベスト・ジャパンは日本初のフードバンクであり、企業や個人などから食べられるのに廃棄予定の食品を受け取り、必要な人に届けるという活動を行っています。
個人や団体からの食品の寄付申し込みや、寄付金の申し込みがwebからできます。
ひとこと
SDGsと聞くと、壮大で何をしたらいいのかわからないと感じてしまうかもしれませんが、一人ひとりができることをしていくことがより良い未来へつながる、と捉えれば、できることを探してみようと思えるかもしれません。
食べることが大好きな私。きっとこの先も食べることが大好きでいる自信があります(笑)。
今も未来も食べることに幸せを感じていたい。
すべての人が食べる幸せを感じられる世の中になることを願っています。
お読み頂きありがとうございました!
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